残業を一瞬で減らす方法。
部下の残業代の原資は上司のボーナスから出せばいい。
これホント思うのですよ。
これで確実に無駄な残業撲滅できる。
※残業代ゼロの違法ドブラック企業は除く。
僕は残業大嫌いです。
こんな時間(18時過ぎ)に記事を書き殴るくらいには。
まぁ、そもそも働くの嫌いだから、そりゃ残業も嫌いだわ笑
世の中の他の人に聞いてみても、大抵皆口では「残業は嫌い」と言う。
だけど、そう言う割に帰らないんですよ皆。
繁忙期だけじゃないですよ?毎日毎日毎日22時とかまで必ず居るのあいつ等。僕が定時に帰ると、他の人の1.1倍~1.2倍くらい(同じ給料で倍仕事する気はゼロだけど、人より多いから文句も絶対言われない仕事量)してる僕に対して暇なの?と言う目で見てくる。あんたよりアウトプット多いっての。
ここまでは、日本中どの会社でも見られる光景。日本中どこでも見られる愚痴。
この理由は二つ。
①.残業代が欲しい。忙しいフリをしたい。
②.仕事量が絶望的に多い
このどちらかしかない。
他に元々の労働時間が既に8時間以上前提の飲食やドラックストア型のブラック労働形態が存在するが、それは完全に違法なので論外で。
①だけのシンプルな理由でも、給料が増えるインセンティブはメチャクチャ強力で厄介だ。単純な残業代も増えるし、人事評価も日本の場合は会社に残ってれば良くなる。2重の意味で残るほど給料が増える。
いそがしー、いそがしー、おわんねー、おわんねーぼやいて22時まで会社に座ってりゃ給料倍になるんだからそりゃ残るよ。
だから残業は減らない。
①のシンプル欲求に加えて問題なのは①を達成したいがために②を悪化させる行為。
オーバークオリティや、他の人の業務の無駄な巻取り。
「忙しい俺」を演出するために、仕事を増やす。
誰が見るの??何時間掛かったのこれ??しかも日々更新??と突っ込みどころ満載な、Excelの緻密な工程管理表。ブログの記事並みの長大なメール。超キレイなパワポ。意識共有と言う名のやたら人数集めた眠くなる会議。
よくあるよねー。
これの最悪な所は、周りを巻き添えにするんですよ。結果①をやりたい人のせいで、周りの人が②になる。残業の多い日本の会社の場合ほぼこれ。
ここまでは殆どの人が解ってる。理解してる。居酒屋で愚痴ってる。
ビジネスサイトとかビジネス書でも、生産性向上のためにこういうのをやめましょうと書いてある。
でも、出来ないんですよ。
だって、上司はそっちのがうれしいもの。
細かい管理しなくても出来上がってる緻密な管理表嬉しいよね。口頭でヒアリングしなくても纏まってる長大なメールがあったら楽だよね。キレイなパワポ見やすいよね。会議も一人一人と話さなくていいから(上司は)楽だよね。
だから、そういう仕事増やした人は効率が下がっても評価は上がる。上司は嬉しいから評価あげたくなる。そりゃそうだ。
そういう組織形態になっているし、そういう評価形態だから罪はない。
罪はないけど、効率悪化させた代償は誰が払う?
経営者?
いいえ。社員全員です。
確かに残業代は支払われることで、その年は経営者が代償を払い、①を希望した労働者が得をします。でも、ニュース見てれば分るじゃないですか。人件費が増大して、利益率が下がったり赤字になった会社が次の年にする行為。そう「リストラ」です。一部はクビにもなるし、クビにならない人にも、会社がリストラしてる厳しい状況だからボーナスや昇給我慢しろよ?と言うニラミも利かせられる会社にとって二重にオイシイ行為です。
①を望んでない僕のような残業が大っ嫌いな人にも
②を招き
最終的に給料減まで招く、残業好きの人たちの身勝手な行為。
これの責任の所在が解ってないのが最大の問題だったりするのですよ。
だから残業も増えるし生活は楽にならない。(トリクルダウン起きないとか、老人の負担が大きいとかいろいろあるけどさ)
だから、一番上の「部下の残業代の原資は上司のボーナスから出せばいい。」です。
部下の残業代払う前提にボーナス増やしておいて、その中で全て賄ってもらう。
残業っていうか、無駄な仕事が発生したことに対しての責任の所在が明確になるし、上司が残業時間削減することに躍起になる。
よくある残業原因の他部署からの業務依頼なんかも上司が断ってカットすればいい。その上司が弱くて交渉に負けてもいいさ。その上司のボーナスが消えてなくなるだけなのだから。
逆に部下を上手にマネジメントして、残業代を大幅にカットすれば、部下全員分の残業代がボーナスで入るわけだから、信じられないほどの年収アップになる。今時目指す人が減ってしまった中間管理職も皆死ぬ気で目指すようになるんじゃないかな。
もちろん、独り占めしたら人間関係に影響があるので、そのお金で部下連れて豪遊するとかと言った文化は出来そうだけど。
青色吐息の飲食業界も復活する。経済も回る。いいことや。
ボーナスは文字通り一時的なボーナスとして、翌年は過剰分カット。カットした分で全員分のベアを行う。もちろん人事評価を元にして昇給額は人によって変える。
毎年その繰り返し。
そうすればそのうち基本給が今までの残業代込みの給与で、残業ゼロの状態に限りなく近づく。
何の対策もせずに帰宅させて、持ち帰り残業増やすアホな子も増えるだろうけど、シンクライアントの導入などで、家であろうとキッチリ業務時間を把握する方法はいくらでもある。シンクライアント外に業務のデータをメール一通であっても外部に保存すれば、セキュリティインシデントで処分するみたいな厳格なセキュリティポリシを定めておけば勤務時間のログを残さずに残業することはできない。
わかりやすいと思うんだけどなーこれ。
効率悪い無駄な残業が上司から超嫌われるし。